風俗店で働く主婦たち

女性の副業に対する意識の変化

昨今、副業を認める企業が増えている。
日本企業において景気が上げ止まってから長く経ち、高度経済成長期のような「極端な収入の右肩上がり」が見込めない状況が続いているからだろう。
それに合わせて、夫の給料が安かったり、昇給が見込まれない為に、妻が働き出す「共稼ぎ」世帯の数が増え続けている。
増加し続けている共働き世帯数配偶者扶養控除の制度変更もあり、主婦が「3食昼寝付き」の理想的な生活であるとされていたのは、すでに我々の母親世代においても崩壊している幻想なのだと言わざるを得ない。
現代の主婦においては、パートの掛け持ちをするのは当たり前であり、平日と休日で異なるアルバイトの掛け持ちをするケースも稀ではない。

男女を問わず、現在「副業をしたい」と考えている人材は、全雇用者の5%程度にのぼると言われている。
これは、現在雇用されている人のみの数値であるから、就労していない人を加えると、さらに多くの人が「副業をしたい」と考えていることになるであろう。
給料の急激な上昇が望めず、景気の上張りに対する労働者の実質賃金の減少を考えれば、多くの人が「もっと稼ぐためには副業しかない」と考え始めることは当然の成り行きなのかもしれない。
女性に限って言えば、派遣社員やアルバイトなどの非正規雇用者の割合が高くなるので、男性と比べて平均所得も低くなる。
その差は徐々に縮まってはいるものの、年収を維持できる見込みのある人は少ないだろうし、副業をしたいと希望する女性の70%は、年収が200万円未満とも言われてる。
生活費の足しになるなら少しでも働きたいという、勤労意欲を持った女性の数は、今後も増え続ける一方だろうと予想される。
実際に私の妻の友人関係を見ていても、今まで主婦だった女性が働き始めるケースはありふれており、短期的なスパンで見ても、女性にとっての副業事情が大きな変化を迎えていると実感できる。

主婦層における副業のトレンド

しかし、そんな意欲とは裏腹に、未だに男女雇用機会均等法が、その法の精神通りに機能しているとは言いにくい状況であり、子育てや介護などの事情を抱えている女性の多くが、満足のいく職場を見つけることができない環境にある。
多くの女性が望む「短時間で、ある程度の収入が保証され、急な欠勤にも対応できる」仕事となると、かなり選択肢が狭まってしまい、いずれかを妥協しなければ興味を引く求人情報すら見つけられないだろう。
徐々にではあれ、女性に対する求人数も増加傾向にあり、買い手市場と言われているものの、現実には特別な資格が無い限り、労働力を安く買い叩かれるのが落ちである。

そんな中、主婦たちの間で注目を集めつつあるのが、私の専門分野である「風俗でのバイト」なのである。
決して多くの雇用を生み出すものではありませんが、風俗店への取材の中で主婦に関する話題が増えてきていることに間違いはありません。
「短時間かつ高収入」という側面を考えると、風俗が選択肢として浮上してくることは特に目新しいことではありません。
それにも関わらず、主婦ばかりが話題に上がるのは、昨今の風俗業界におけるソフトサービス化と多ジャンル化によるものと考えられます。

昨今では短大卒未満の学歴を持つ女性が50%を切り、4年制大学卒業の学歴を持つ女性の割合が上回ってり、高学歴の女性は所得の高い男性と結婚をする割合が高いとされている。
しかし、そんな家庭所得の高いはずの女性までもが、風俗の仕事を選んでいるケースがこの10年で大きく増えている実感がある。
あくまでも長年、風俗業界を取材している私の実感でしか無いのだが関係者の多くが感じる所ではないだろうか。

風俗のバイトが注目される理由

それでは何故、主婦が風俗の仕事を始めるのかという理由については、第一に前述した通りの勤務条件の良さが挙げられる。
とにかく短時間で高収入を稼げるので時間効率に優れている。
そして、自分の都合の良い時だけ働けば良いという、徹底した労働者寄りの待遇があるからだと考えられる。

加えて、近年の風俗店ではソフトサービス化されたお店も増えたことで、昔ほど性的なサービスにこだわらずに働けるケースも増えてきている為、風俗業界へと足を踏み入れるハードルが極端に下がっていると言える。
さらに多ジャンル化していることでお店毎の特徴も細分化され、幅広いタイプの女性が自分に合ったお店に勤めやすくなったことも挙げられるだろう。
自分に合ったお店で働くことが出来れば、お客さんも付きやすくなり、より効率的に稼ぐことが可能になるので、自由な時間が少ない主婦とは相性がすこぶる良いのである。

圧倒的な人気を集めるぽっちゃり店とは?

主婦の中でも子供が学校に通い始めて子育てが一段落した30~40歳の女性が副業を始めるケースが圧倒的に多い。
そんな彼女たちが風俗店で働く場合は、「ぽっちゃり店」や「熟女店」に分類される。
「30歳でもう熟女なの?」と驚きの声が聞こえてきそうではあるが、子供を産んで体のラインが崩れ始めた女性にとっては安心して働ける受け皿となっているのが現状である。
試しに検索サイトで「30代」「風俗」「求人」というキーワードで検索してみると、実際にどれくらいの年代の女性がターゲットとなっているかが分かりやすいだろう。
多くの風俗店が表示され、様々なコンセプトやサービス内容のお店が見つかると思うが、「ぽっちゃり」や「熟女」という特徴を持ったお店が多いことが理解できるはずだ。

BMI数値でぽっちゃり具合を確認女性の中には「自分はまだぽっちゃりでも熟女でも無い」と考える方も多いと思う。
しかし、こと風俗業界においてそう考えるのはまだ早計である。
例えば「ぽっちゃり」について詳しく話すと、風俗業界における「ぽっちゃり」とはBMIの数値で見ることができる。
身長から体重を引いた数値が100未満か否かが「ぽっちゃりの境界線」と言われている。
例えば、身長が155cmの女性であれば、体重が55kg以上であればぽっちゃりとなる。
皆さんの場合はいかがだろうか。
特に30歳以上の経産婦であれば、体重が55kgであっても平均的な体重の範囲と言ってよいと思うが、ぽっちゃりに当てはまってしまうのである。
つまり、ぽっちゃり店と言えども、実際に働いている女性の体型は一般的に普通体型と思える女性が多く在籍しているのである。
だからこそ、一般的な感覚で考えるのではなく、あくまでも自分にとって最適なお店はどこか?という観点から職場を探すことが短時間で効率的に稼ぐ上では重要となってくる。
このような曖昧な採用基準に迷う場合は、こちらのようなぽっちゃり求人の専門サイトでは自分の体型がどのタイプに該当するのかを教えてくれるサービスもあるので、このような機能を活用することで自分に最適な職場環境を探すのに役立てると良いだろう。

個人情報が漏洩するリスク

いくら昔と比べて風俗でのバイトがソフトサービス化され、効率的に稼ぎやすくなったとは言え、夫や両親、近所の人たちから歓迎される仕事では無いことに変わりはない。
さらにはインターネットやスマホの普及によって、周囲に黙っていてもバレてしまう確率は飛躍的に高くなっていると言わざるを得ない。
以前であれば風俗店へ出勤する現場を見られるか、来店した知人経由でバレるケースが多かったが、近年では身内バレの一番の原因はインターネット上に出回る画像をきっかけにバレたり、疑いを持たれるケースが増加している。
また、慣れないスマホの扱いによってメールや電話の履歴から近親者にバレてしまうこともある。
今や大手のインターネットサービス会社でも個人情報の漏洩が起きることも珍しくなく、個々のインターネットリテラシーを高めていかなければ気を抜けないだろう。

その点、風俗業界では年々、個人情報の取扱いに厳しくなっており、今では完全会員制のお店も多くなってきたり、お店のホームページを持っていても在籍女性の顔出しをしないお店も少なくない。
出勤方法に関しても毎回お店に足を運ぶ必要はなく、それぞれ好きな場所で待機をしてもらい、お客さんが付いたら電話で連絡をして、直接お客さんのもとへ移動して、接客が終わったらそのまま帰宅する働き方を採用しているお店も増えてきたので、面接の時以外にお店に行ったことが無い風俗嬢も珍しくありません。
このような風俗特有のリスクを、お店側が軽減する動きを積極的に取ったことこそ、より効率的に稼ぎやすい環境を整えることに成功した要因でもあり、女性にとって風俗で働くことが冷静かつ堅実な判断になる得るという流れに繋がっていったのです。