ぽっちゃり風俗店に勤める女性の特徴
世の中に数多ある風俗店の中で、わざわざ「ぽっちゃり専門店」に勤めているということは、そこで働く女性たちに共通する特徴が出てきてもおかしくはない。
程度の差こそあれ、太っている女性が揃うお店であるから、世間一般にあるデブへの印象と重なる点は多い。
食べることが好きであったり、運動嫌いであったり、自分に甘い性格であったりと、ダイエットとは無縁の女性たちであることに間違いはないだろう。
しかし、風俗業界で働く女性たちに限ってしまえば、もう少し違った特徴もあるのだ。
競争意識が低い
風俗と言えども、決して楽に稼げる訳では無い。
女性の多い職業には事務やサービス業などがあり、永久就職という意味では主婦業も含まれる。
それらの仕事と比べれば、風俗嬢の方が高収入であることは間違いないだろう。
世の男性にとっては複雑な心境にはなるが、多くのサラリーマンより風俗嬢の方が大金を稼いでいることは紛れもない事実なのである。
このように他業種と比べれば風俗嬢の方がより多くのお金を稼いでいることにはなるが、風俗嬢同士で比較すると話は変わってくる。
固定客を持つ人気風俗嬢とフリーの客を接客する平均的な風俗嬢では、月給の額も一桁変わってくるのだ。
誰しも風俗で働いて月給が30万円~50万円程度しか稼げないのであれば別の仕事をすると思う。
風俗嬢であれば月に80万円は稼いでいても珍しくなく、彼女たちは月に100万円以上のレベルでお互いに競争しているのだ。
それだけの金額にもなれば競争が激しくなるのも想像に難くない。
しかし、ぽっちゃり風俗嬢たちにはその競争意識が低いのだ。
一人でも多くのお客さんを接客して高収入を得ることよりも、あくまでも自分のペースで働くことを重視している女性が多く、協調性の高い人材が揃っていることが特徴なのだ。
その点は、集団待機のお店が多いことからも窺える。
親バレを警戒している
風俗嬢にとって知人バレは共通の悩み事と言える。
知人バレには、「親バレ」「彼バレ」「友達バレ」の3種類があり、太っている女性は特に「親バレ」を警戒している傾向が強い。
「彼バレ」や「友達バレ」への警戒心が薄いと言っても、デブの女性は恋人や友達がいないからだと決めつけるのは早計だ。
あくまでも彼氏や友達に風俗で働いていることを知られることよりも、親に知られることを恐れていると言った方が正確だろう。
先ほども述べた通り、ぽっちゃり風俗嬢は競争意識が薄い為、同僚の風俗嬢と仲良くなる機会が多い。
その為、同じ境遇の女性友達が増えて狭い範囲でのコミュニティーが形成されやすい。
その結果、友達バレを気にする必要が無くなる側面が強いのだろう。
また、恋愛においても淡白な印象が強く、彼氏にバレても別れるだけと割り切っている女性が多いことも特徴だ。
太っている風俗嬢に話を聞くと、風俗で働いていることを彼氏が知っているケースも少なく無い。
その為に彼氏バレをそこまで気にする必要も無くなってくるのだろう。
しかし、親バレに関してだけは事情が違うようだ。
一般的に考えて、自分の娘が風俗で働くことを無条件に賛成する親はいないだろう。
家族にも話したくない本人の事情により、風俗嬢になることを決意したからには、親には知られたくない気持ちも理解できる。
さらには、ぽっちゃり風俗嬢の中には実家暮らしが多いという点も挙げられる。
年頃の女性であれば一人暮らしの憧れもあるはずだが、一人で生活していく自由よりも、親元で快適に暮らす生活を望む女性が多い背景も大きく関係しているのだろう。
風俗店に求められるアリバイ対策
このように、太めの風俗嬢には「競争意識が薄い」ことと、「親バレを警戒している」という2点が顕著な特徴と言える。
風俗の仕事はアルバイト契約であることが基本なので、正規雇用ほどの福利厚生が整っている訳でもない。
それでも、風俗嬢たちが少しでも長く働けるように環境を整えることは必要になってくる。
アルバイトとして雇っていたとしても、とてもアルバイトで稼げる訳の無い高収入を得るので、正社員としての給与明細も必要になってくるし、緊急用の勤務連絡先も用意しなければならない。
また、風俗で働いていることを隠したがっている女性たちの気持ちとは裏腹に、インターネット社会の成長により個人情報の漏洩リスクは高まり続けている。
その為に、風俗店は一般人以上にネットリテラシーを高めて、自店の情報管理を徹底するなどの対策を講じる重要性が日毎に高くなっているのである。